不便だった備え付けの折れ戸扉!外すことで感じたメリット・デメリット

みなさんのご自宅には、「これがなければもっと便利なのに」と感じる備え付けの扉はありませんか?

私は先日、思い切って階段下収納の折れ戸扉を外しました。

家に元からある扉を取り外すのは、意外と勇気がいるんですよね。

「元々ついている扉を外していいのかな?」 「後々困ることにならないかな?」

ドキドキしながらも決断し、ずっと気になっていた折れ戸を撤去してみたら、思った以上に快適な空間に変わりました。

今回は、私が扉を外したことで得られたメリット・デメリット、そして実際にやってみて感じたことをお伝えします。 「なんとなく不便だな」と感じている備え付けの扉がある方は、ぜひ参考にしてみてください!

収納扉を外した理由

我が家の階段下収納には折れ戸の扉がついていました。 しかし、この折れ戸には使いづらい点がいくつかあったのです。

  1. 扉の重なり部分が邪魔
    折れ戸は開いたときに扉が折りたたまれる分の厚みがあり、完全に開放することができません。 そのため、収納の左端にあるものを取り出すときに手が届きにくく出し入れが不便でした。
  2. 開け閉めが面倒
    ちょっとしたものを取り出すだけでも、わざわざ折れ戸を開く必要がありました。我が家の折れ戸は特別重いわけでも軽いわけでもないのですが、急いでいるときは「開ける」というアクションが面倒に思うことも多々ありました。
  3. 収納スペースを最大限に活用できない
    1とも重複しますが、折れ戸があるせいで収納の入口の一部が常にふさがれてしまい、収納の中に棚や引き出しを設置しようと思っても、とっても労力がかかったり、物理的に無理!ということがありました。

このような不便さを解消するため、「思い切って扉を外してしまおう!」と決断したのです。

扉を外して得られたメリット・デメリット

実際に扉を外してみて感じたメリット

出し入れが圧倒的にスムーズに
従来は右側からの出し入れでしたが、左右どちらからでもモノの出し入れができるようになり、日々の使い勝手が格段に向上しました。

収納スペースをフル活用できる
今まで扉が邪魔で置きづらかった「片づけサポート用バッグ置き場」。とってもスムーズに出し入れできるようになりました。その奥には棚を置いて保管書類を収めているのですが、ここへのアクセスもかなり良好に。

ストレスが減った
扉が無くなっただけなのに、日々のちょっとしたストレスが解消されてにんまり嬉しいです。

一方で、デメリットもあります。

見た目が少しスッキリしない
扉がなくなったことで、当たり前ですが収納の中が丸見えに。 そこで、目隠しとして簡易カーテンを取り付けました。

元に戻すのが大変
一度取り外した扉は、元通りに取り付けるのが難しい可能性があります。 そのため、「また扉が必要になるかも」と考えている方は慎重に。

私の場合は外した扉はこの階段下収納の奥に保管してあります。再度取り付けられるか試してみたところ、金具がなんだか複雑で、素人(私)には難しくて断念しました。できる人にはできると思います(笑)。

これらの点を踏まえたうえで、「私にとってはメリットのほうが大きい!」と判断し、最終的に扉なしの状態をキープすることにしました。

「備え付けの扉」に不便を感じたら?

今回の経験から、「もともとあるから」という理由だけで不便を我慢する必要はない!と思ったのです。

例えば、

  • クローゼットの扉や押し入れの襖を外して、オープン収納にする
  • キッチンの吊り戸棚の扉を外して、取り出しやすい収納にする
  • 引き戸を撤去して、開放的な空間を作る

など、勇気を出して扉を外してみることで、暮らしがグンと快適になる可能性があります。

もちろん、何でもかんでも外せばいいというわけではありません。

本当に不便なのかを考える
扉なしのデメリットを許容できるか検討する
元に戻せるかどうか、もう戻せなくてもいいのかを確認する

このようなポイントをしっかり考慮したうえで、思い切った変化を取り入れることで、今まで気づかなかった快適さを手に入れることができるかもしれません。


まとめ

今回、勇気を出して階段下収納の扉を外したことで、収納スペースがより便利で使いやすいものに変わりました。

家に備え付けられているものはあって当たり前と思いがちですが、「これ、外せる?本当に必要?」と見直してみると、新しい快適さに出会えることもあります。

もし、なんとなく使いづらいと感じているものがあるなら、思い切って取り外すことを検討してもいいかも。

あなたの家にも、ちょっとした変化で快適になるかもしれない「備え付けの扉」、ありませんか?

岐阜市の整理収納アドバイザー 野田美紀