片づけのオンラインサロン Room with。9月のテーマは「自分流に楽しむメルカリ講座」でした。
その講座の中で、売りたいモノの「流れ」を意識する、ということをお伝えしました。
メルカリに出すものは、手放すと決めたもの。
メルカリで反応が無かったら次の手放すアクションに移って「流れ」を止めないようにしよう、と私自身意識しています。
今回、久しぶりにメルカリに出品したものの売れなかったので、リサイクルショップで買い取ってもらい手放しました。
その時の、「何とも言えない気持ち」について綴りたいと思います。
メルカリ出品したが売れず、取り下げて他の方法へ
先日、私がメルカリに出品したものは
- ネイビーのレーススカート
- 文庫本
レーススカートはデザインやレースの風合いが気に入っていたのですが、買った時点でウエストがキツく…。無理して2,3回着用しただけでお蔵入りしていたもの。
文庫本は「言葉の言い回し」について知りたい!と思い購入し、ザーッと読んだ後のものです。
もう使わないな、と見切りをつけてメルカリに出品しました。
私のメルカリマイルール、「あまり高値はつけない」「A4以サイズ以上のものは出品しない」に則って、相場よりやや安めに価格設定。
…しかし…。
一向に「いいね♡」すらつかないまま一週間以上過ぎていきました。
はぁ。残念ですがメルカリで売ることはあきらめて出品を取り下げ。
次のアクションとして「リサイクルショップ」に持ち込みました。スカートはセカンドストリートへ、文庫本はブックオフへ持っていきました。
メルカリには出品していなかった他のアイテムも合わせて持参しました。
売れた金額は想像以上に安価だった
リサイクルショップに持ち込んだ結果は、思っていたよりもシビアなものでした。
セカンドストリートではスカートと合わせてパソコンバッグを持っていき、2つ合わせて160円。
スカートは10円、パソコンバッグが150円でした。
そしてブックオフに文庫本を含む4冊を持っていった結果は40円。
セカンドストリートとブックオフ、合わせて200円でした。
正直、もっと高く売れると思ってました。
特にレースのスカート!
上品でキレイめで、スタイルよく見えて、それなりのショップのスカートなのに!
私の腰回りがもう少しスリムなら、たくさんたくさん着たかったのに!
それが10円って!
とっても切ない気持ちになってしまいました。
*リサイクルショップの査定に文句を言っているわけではなく、自分の気持ちの問題です。
問題は私の買い物の仕方にあった
メルカリに出品したこと、でも誰も見向きもしてくれなくて出品を取り下げたこと。
その後リサイクルショップに売りに行ったこと(しかもセカンドストリート、ブックオフと2店舗)。
買い取ってもらえたけどその合計金額は200円だったこと。
手放そうと決めて、行動に移したものの、思ったような結果にはならなかったのでしょんぼりしてしまいました。
でもこの問題の本質は、メルカリの出品テクニックとかセカストやブックオフの査定が辛口とかそういうことではないんですよね。
自分がそのモノを「満足するほど使い切れなかった」というところが残念ポイントだったのです。
レースのスカートで言えば、
- 購入時点でサイズに無理があるのに見栄をはった(笑)
- もうちょっと痩せたら心地よく履ける、という妥協で買ってしまった
- もっと自分の体形に合った他のレーススカートを探すことを怠ってしまった
そんな買い物の仕方をした自分の責任(なんだか自分を追い込んで責めてますが)。
「使わなくなったらメルカリに出品すればいいや。」
「リサイクルショップに持っていけばいいや。」
そんなスタンスで買い物をすると、どうなるか。
思い通りの金額で売れないから損した気分になったり、ちゃんと使ってあげられなかった申し訳なさを感じたりして、私は残念な気持ちになってしまいました。
かといって、そのまま家に置いておくのも意味がないので、手放したことに後悔はないです。
今後は、買い物をする時にそのモノの今と未来についてもっとよく考えることにします。
それは今の自分に合っていてすぐ活用できるのか、この先もずっと気に入って使い続けられそうか。
自分が使い込み、使い切る前提でモノを買います。そして、そのモノが寿命を迎えたときに「お互い、いいお付き合いができたね」という気持ちで手放したい。
今回のスカートの出品で、メルカリやセカストに大事なことを教えてもらったのでした。
岐阜市の整理収納アドバイザー 野田美紀