朝の洗面所ラッシュ!長女専用コーナーづくりで気づいた“子どもの本音”を聞くことの大切さ

朝時間、家族みんなが洗面所に集まってバタバタ…ということ、ありませんか?
わが家はまさにそれで、特に長女の身だしなみ時間が長い!

そこで、長女専用の洗面所コーナーを2階の洗面台にしたらどうかな?と計画。
「これで朝の混雑が解消できる!ナイスアイデア!」と思ったのですが、長女はあまり乗り気ではなく…。長女のOKが出ないので計画はなかなか進みませんでした。
そこで、改めて「いやだな」と思う理由をきちんと聞いてみたら、そこには意外な本音が隠れていました。


朝の洗面所混雑を解消したい!

子どもが小中学生となり、身だしなみに気を遣うようになってきたここ数年。

夫も子どもたちも同じ時間に家を出るため、1階の洗面所は7時半をピークに大混雑!

毎朝、揉めるんですよね…。

「横入りしてきた~!」「時間ないんだってば!」という険悪ムードを解決するべく、ここは整理収納で改善しなければ!と収納計画を立てました。

我が家は1階にメインの洗面所があるのですが、2階にもトイレの脇に洗面所があります。ここを長女の専用身だしなみコーナーにすることにしました。

「これで朝時間に揉めることなく、快適に準備できるはず!」と思ってたんですよね。


「めんどくさい」の裏にあった本当の理由

しかし、長女に提案してみたら「う~ん。でもなぁ…」と乗り気になってくれません。

やっぱり朝のドタバタ時間に1階と2階を行き来するのは面倒なんでしょうね。「でもまだまだ若いんだから動いてよ~」なんて思ってたのです。

そんなある日、お盆で義実家に帰省中、その話題がでて義妹が「○○ちゃんはなんで2階の洗面所が嫌なの?」と聞いてくれました。

  • エアコンが効かない場所だから洗面所が暑い
  • タオルの出し入れが面倒(1階と行き来しないといけない)
  • 時計が無くて時間が分からない

と、具体的な理由をいろいろと話してくれました。

義妹が長女に問いかけてくれた時に、私は「本人の気持ちを具体的に聞くのを忘れてた!」とハッとしたんです。どうせめんどくさいからだろうな、と思い込んで

(義妹に感謝!)


子どもの声を聞けば、解決策が見える

長女にとっての懸念点を、一つ一つ解消できるように工夫してみました。

  • 小型扇風機を置いて暑さを解消
  • タオルは使い捨てのペーパーフェイスタオルを導入
  • 置時計を置く

壁に棚を取り付けて、扇風機やペーパータオル、長女の身だしなみグッズを設置!

使い始めた長女は「悪くない♪」と喜んでいます。いそいそと自分で買ったスキンケアを運んで、朝晩と専用コーナーを使ってくれるようになりました。

実際に使う本人の立場に立って収納計画を立てないといけないな、と実感しました。

それが自分の子どもだと特に、ついつい「こうすればOKでしょ」と思い込んで、勝手に親が決めた仕様にしてしまいがちです。

一緒に暮らす家族ほど、お互い快適に暮らせるように希望や意見、不満に耳を傾けていきたいなと思いました。

まとめ

今回の《長女の洗面所2階計画》を通して改めて感じたのは、
「子どもの話をしっかり聞くことが、家族みんなが暮らしやすい家づくりにつながる」ということ。
親の思い込みを手放し、子どもの理由に寄り添うことで、解決策はすぐに見えてきました。

そして、それは聞かなきゃ話してくれないパターンが多いのですよね。

片づけ目的だけじゃなくて、子ども本人の本音を引き出せるようにこれからも意識していきたいな、と感じました。

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岐阜市の整理収納アドバイザー 野田美紀