曖昧なまま持っていた、壊れた腕時計の話

次女と「一緒に使おうね」とシェアしていた腕時計。
1年ほど前に、次女と別行動をする機会があって「〇時に待ち合わせ」をするために買った腕時計です。

でも、壊れてしまって使えないままずーっと置いていました。

捨てたくはないけど、使えないモノ。それとようやく向き合いました。

壊れた腕時計、そのうち直して使うつもり

ちょっとくすんだ水色の小ぶりな腕時計。私も次女も気に入っていて、「今日は付けて出かける」「たまにはママも付けるよ~」なんて言いながら使うはずだったのですが――。

ある日、気づいたら、本体とベルトが外れていました。

本体とベルトをつなぐ軸が取れてしまった

これじゃ使えない。

でも、捨てたくはない。
気に入っているし、そのうち直してまた使いたい。

「どうやって直すのかな?」と軽く調べてはみたけれど、行動にうつさないまま気づけば半年、いや、もしかしたら1年くらい放置していたかもしれません。

捨てないけど修理する行動もせず。使えないまま、ずっと持っている。

とても曖昧な状態でした。

目に入るたび、気になるんですよね。でも「またそのうち…」と後回しにして棚に戻す。そんなことを何度も繰り返しました。

曖昧な状態から抜け出すためにしたこと

ずっとモヤモヤと「腕時計を直さなきゃな~」と考えていて、いよいよ行動にうつそう!と思った私は、まず人に宣言しました。

一斉お片づけイベント(LIVE room)の時の雑談の中で、かくかくしかじか。

人に話すと、行動が加速する気がします。

そして、直し方を調べてみました。

ベルトと時計本体を繋ぐ“軸”があれば修理できるらしいので、その部品をネットで購入!ここまで出来たらこっちのモノ!

と思っていたのですが…。

やっぱり素人にはハードルが高かった。
届いた軸は、サイズが微妙に合っていないし、取りつけ方もわからない(そもそも部品が合っていたのか怪しい)。

チャレンジはしたものの、結局うまくいきませんでした。

だけど、ここで止まらずに直しきる!と決めました。

プロに頼もう!と時計屋さんを検索。

ショッピングモールの中の時計屋さんに、腕時計を持って行ってみました。
「これ、直せますか?」と聞いてみると、店員さんは「ちょっと見てみますね」と手際よく作業を開始。

なんと、5分もかからず修理完了。
費用はたったの500円

あっという間過ぎて、子どもと一緒に笑ってしまいました(笑)。

気になっていること、動き出したら解決する

「どうしたらいいかわからないもの」「手間がかかりそうなこと」「失敗しそうなこと」って、なんとなく後回しにして、曖昧なままにしてしまうことがよくあります。

  • 今は分からないけど、いつか、どうすればいいのか分かるかも
  • 今は時間がないけど、暇ができたらやろうと思っている
  • もっとよく調べてから取り掛かるつもり

私もそんな気持ちで、この腕時計を扱っていました。

仕事用にもう一つ腕時計を持っていたし、急いで直す理由が特になかったので、後回しにしていました。

だけど、曖昧なまま持ち続けているのって、自分にとってもモノにとっても良いことはありません。ただ場所を取っているだけ。

気になっていることって、動き出してみたらあっという間に解決することが多いです。


ずっと心のどこかで引っかかっていた『気になってるけど手をつけていないこと』に決着をつけられた私は、心がスッと軽くなりました。自信をもってこの腕時計を見ることができています。

今、その腕時計はまた次女と私で共用しています。

あなたの暮らしの中にも、「そのうちどうにかしよう」と思ったまま止まっている“曖昧な存在”があるかもしれません。
もし思い当たるなら、ぜひ動きだしてみてくださいね。

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岐阜市の整理収納アドバイザー 野田美紀