
先日、岐阜市内の小学校の家庭科で、5年生のみなさんに片づけの授業をさせていただきました。
実は、いつか小学校や幼稚園で子どもたちに片づけを伝えたいと思っていた私。
今回、そんな機会をいただけてとても嬉しかったです。
片づけって好き?
授業のはじめに、「片づけは好きですか?」と子どもたちに聞いてみました。
「好き」「すっきりする」という声も半分くらいあったものの
「きらーい!」
「めんどくさーい!」
という声も多かったです(予想通り・笑)。
うんうん、片づけって面倒。小学5年生、他にやりたいこといっぱいあるもんね。
そこで、こんな質問もしてみました。
片づいている状態と、ぐちゃぐちゃな状態。
どちらが勉強しやすい?
どちらの方が、お友達を家に呼びやすい?
片づけること自体が目的ではなく、暮らしの中で片づいているとどんな良いことがあるのか。
そんなことを、みんなで考えました。
実際に、自分の持ち物を整理してみよう!
そのあとは、片づけの順番について。
片づけの基本は、「全部出す」→「分ける」→「戻す」という順番。
そして、分けるときのポイントは、使っているか、使っていないかで考えることです。
お話を聞いてもらった後は、いよいよ実践!
自分の筆箱や習字道具を全部出して、
・使っているもの
・使っていないけれど、迷うもの
・使っていないから、手放すもの
の3つに分けてもらいました。

すると、あちこちから楽しそうな声が!
「あ、こんなのあった!」
全部出してみると、すっかり忘れていたものが出てきたり、5年生なのに3年生のときに使っていたものが出てきたり。みんなで盛り上がりながら、自分の持ち物と向き合ってくれました。
そして、整理が終わると、
「スッキリした!」
「ほかのところもやりたい!」
「ランドセルもやりたい!」
「机の引き出しもやりたい!」
という声がたくさん。

45分前には「片づけはきらい!」と言っていた子どもたちが、自分からもっとやってみたいと思ってくれたこと。
それが、とても嬉しかったです。
片づけは、子どものうちから学んでほしいこと
今回、小学5年生の授業を経験させてもらい、子どもたちの素直さと、実際にやってみることで意識が変わるのを肌で感じました。
「忘れていたものに気づけてよかった」
そんな感想を教えてくれた子もいました。
そうそう!それも、整理することの大きなメリット。
持っているものを全部出してみると、自分が何を持っているのか、何を使っているのかが見えてきます。
探し物が減ったり、必要なものをすぐに取り出せたり、大切だと思っていたものを思い出せたり。
片づけは、ただ部屋をきれいにするためだけのものではありません。
自分の持ち物を把握して、自分にとって必要なものを考え、使いやすい状態に整えること。
これから先、子どもたちの持ち物は少しずつ増えていきます。
11歳の今、整理することの意味や、自分でできる方法を知ってもらえたら、これからの人生でのモノとの付き合い方がとっても良いものになると思うんです。

親だからこそ、難しいこともある
整理収納の仕事をする中で、私は子どもが自分で片づけられるようになることを、とても大切にしています。
でも、いざ自分の子どもに片づけを伝えようとすると、つい感情的になってしまうことも多々あります笑。
親も子も、お互いに思うところがありますよね。
そんなとき、親ではない第三者や、学校の先生、ほかの大人から話を聞くことで、素直に受け入れられたりするものです。
子どもたちが片づけを学ぶ機会が、家庭の中だけでなく、学校にもあったらいいな。
以前からそう思っていたので、今回の授業は私にとっても大切な経験になりました。
授業の後には、先生からも「初めての試みだったけれど、とてもありがたかったです!」とうれしいお言葉をいただきました。
今回、一緒に来てくださった岐阜の整理収納アドバイザー仲間の伊藤恭子さん、高桐久恵さんにも大感謝です。
今回のような授業を通して、これからも子どもたちに片づけの楽しさや大切さを伝えていけたらと思っています。
小学校や幼稚園、地域での講座など、子どもたちに片づけを伝える機会がありましたら、ぜひお声がけくださいね。

岐阜市の整理収納アドバイザー 野田美紀
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