スマホが突然パンパンに!容量不足で動かなくなったときの体験談

「ある日突然、スマホが全く動かなくなってしまったんです。」

そう話してくれたのは、お客様のMさん。普段からスマホで写真や動画、アプリをよく使っていたそうですが、気づいたときにはストレージが限界を迎えて一切使えなくなってしまったそうです。

これは写真整理サークルを運営している私にとって知っておくべき大事なこと!と思い、大変な目にあわれたMさんにお願いして、その時の体験談を語っていただきました。

容量オーバーでスマホが固まりパニック

6月ごろから「容量がいっぱいです」という表示は出ていたものの、ゲームアプリを削除するなどでその場をしのいでいたMさん。ところがある日、スマホが熱を持ち、全てのアプリがまったく開けなくなる事態に陥ったそうです。

特に困ったのがLINE。

開いても「画像やメッセージを表示できません、空き容量がありません」と出て、家族や友人とのやり取りもままならなくなりました。

「消しても消してもストレージがまたパンパンになって、ループしてるみたいで…。熱くなるし電池の減りも以上に速いし、ウイルスかと思ってパニックでした。」

削除作業をしているのに一向に追いつかない、というのは非常にメンタルが削がれたそうです。

スマホショップとAppleサポートで分かった原因

不安になってスマホショップを訪ね、「ウイルスかもしれないので買い替えたい」と相談。
しかしスタッフさんからは「これはウイルスではなく、容量が限界になっている状態」と説明されました。

その後、Appleサポートにも連絡。状況を伝えると「圧縮されていたデータが復元されていて、消しても解放が追いついていない」と教えてもらいました。つまり、たくさんデータ削除をしても、裏で大量の処理が動いていたため追いつかず、スマホが熱くなっていたのです。

数日間はまさに“スマホがインフルエンザにかかった状態”。


原因となっていたのは、やはり大量の写真や動画、そして使っていないアプリたちだったそうです。

インスタやFacebook、写真編集アプリなど、容量を大きく食っているアプリをショップのスタッフさんと一緒に削除したり、その後も自宅で削除作業を続けられました。
「インスタだけは残したんですけど、それ以外は『もういいです消します!』って。写真もお気に入り以外は整理して、不要なものはその場で消すようにしました。」


2〜3日経ち、ようやく処理が落ち着いた頃には100GB以上の空き容量ができて、スマホも無事回復しました。

スマホ容量パンクに苦しんだMさんの気づき

今回の出来事でMさんが気づいたのは、「こまめに整理する大切さ」。

「クラウドの容量を増やす案もあったんですけど、2TB必要って言われて、それならまず整理しようと決めました。撮った写真はお気に入りだけ残して、あとは消す。片づけの練習だと思って引き続き取り組んでいます。」

また、おかしいな、と感じたときは「ショップやサポートに早めに相談すればよかった」とも話してくれました。

3日間、家事も手につかずスマホ整理に追われたMさん。そんな中で支えてくれたのはご家族でした。

「子どもたちは“手伝ってあげるよ”って優しく声をかけてくれて。夫は辛口でしたけど(笑)、最終的には励ましてくれました。」

まとめ

今や生活必需品のスマホ。
トラブルに陥って使えなくなってしまうととても焦ってしまいますが、原因を知っていれば日ごろから対策ができます。
また、早めにショップやサポートに相談すれば解決のチカラになってくれます。

今回のMさんの体験談は、同じように困っている方への励ましになるはずです。
Mさん、貴重なお話を聞かせていただき、本当にありがとうございました!

写真整理サークル

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岐阜市の整理収納アドバイザー 野田美紀