私がお世話になっている美容サロンのオーナー 棚橋瑠美さん。
フェイシャルエステを受けたり基礎化粧品を購入させてもらったりしているなかで会話も弾み、とっても仲良くさせていただいています。
「子どもの片づけの講座、聞いてみたい」とお話をいただいたことを発端に、瑠美さんの内外美容サロンMa-run主催 キレイの講座で「生きる力をはぐくむ親子の片づけ」を開催していただきました!
ママにとっての片づけ、子どもにとっての片づけ
お集まりいただいたのは7人のママ。
ちょうどこの日は運動会の代休ということで、お子さんも一緒に来られていた方も。
お子さんは広い会場で遊ぶなか、ママさんに「親子の片づけ」をお話させていただきました。
親の片づけたい思いと、片づけなんて興味ない子ども。そこの温度差にイライラ~!とする日々。
そもそも「どうして子どもに片づけをさせないといけないのか」というところからセミナーは始まります。
親の片づけの目的が子ども目線になったら、一気に片づけの話は具体的に進みます。
子どものモノを片づける際のポイント、アイテム別や場所別の片づけ収納テクニック、そして子どもが片づける気になる声かけ集。
おうちに帰ったら試してみたくなる具体例をたくさんお届けさせてもらいました。
セミナー中にウルウル
どの講座でもそうなのですが、私の実体験も例としてお話しています。
その中で、わが子との関わり方に関する部分ではついついその当時の思いがよみがえって、目がウルウルしてしまいます。
子どもが生まれたばかりの当時は、自分の分身のような大切な大切な存在。だけど成長するにしたがって、だんだんと思い描いているように進まなくなっていきます。
だからつい、こっちの方がいいよ、と「誘導」してしまうことも。
わが子を一人の個人として見たときに、あの時「誘導」はすべきじゃなかった。そんな後悔をしたお話をさせてもらったときに、ご参加者さんの表情がグッと引き締まった気がしました。
ご感想と、今日からやってみようと思うこと
最後に「ご感想」と「今日からやってみたいこと」のご記入をお願いしたら、みなさんとっても熱く書いていただきました。
掲載許可ありがとうございます。
今まで子どもに誘導することが多かったが、子どもの目線、気持ちに寄り添うことを大切にしていきたいと思いました。子ども一人ひとりに合ったその時の声掛けや仕組みができるように考えていきたい。今、少しずつ身の回りを整頓しラベリングしていたが、自分の使いやすいような動線にしていたので、家族で相談して定位置を決め子どもとラベリングしていきたい。
大人は見た目を重視してしまうが、子どもの字・絵は今の時期だけのものなので大事にしていきたい(ラベリングの時)。続けられる仕組みを作る(片づけだけではなく、他のことも)。しっかり一人ひとりを認めてほめることを一日一回はする(謝ることも含めて)。
出しっぱなしだよ、と伝えるけれど、すでにその言い方が優しくなく、怒った口調で言ってしまう私。(その理由が分かったので)普段からよく頑張っているね、と自分にハグしたいと思います。
まずは自分の片づけから。モノの量を減らして気持ちよく過ごせるおうちを目指します。
子どもは片づけなくても”困っていない”ということが気づけて良かったです。本当にそうです。まったく困っていません。私が散らかっている状況にイライラして困っているのですね。発達障害の子どもとの関わり方を学ぶ「ペアレントトレーニング」というものがあるのですが、その関わり方と同じ接し方・考え方をすると良いことに気づけたことも大きな気づきです。
ラベリングを試したことがなかったので、さっそく一緒にしてみようと思います。片づける場所も何を入れるというのも、母が誘導した部分が大きいので、自分が使いやすい、わかりやすい方法を自分で決めてもらおうと思います。
翌日、瑠美さんからも「子どものランドセルスペース整理してみたよ!」と報告をいただきました。
お子さんとの関わり方を変えてお子さん目線の片づく仕組みにしていけば、きっと大丈夫!
「生きる力をはぐくむ親子の片づけ」セミナーは、各種団体様向けのほか、個人向けの開催も可能です。
聞いてみたい!という方はぜひご連絡くださいね。
岐阜市の整理収納アドバイザー 野田美紀